派遣会社によっては、「最寄駅に着いたら連絡を入れるように」と念押しされています。もしくは、寮に着いて落ち着いたら、電話一本入れてと言われることが多い。
これは短期のリゾバでも、長期のリゾバでもいっしょです。
派遣先に着いたら、実際にどんな感じで進むのか、どういう物を買ったら便利なのか、流れと共にお伝えします。
目次
派遣先到着から寮までの受け入れ
リゾートバイト初日。
派遣先へ到着してから受け入れの流れは、簡単に言うとこんな感じです。
- リゾートバイトで派遣先の最寄駅に到着
- 派遣先の担当(支配人や料飲部長など)に挨拶
- 配属される部署の社員さんから館内案内
- 制服・名札の受け取り・タイムカードの場所確認
- ホテルから寮までの案内
- 布団やシーツの確認、共用箇所の使い方説明
- 賄い・従業員食堂・夜ご飯の確認
- 足りない物・食料品買い出し(コンビニ、スーパー、100均)
- お風呂・館内温泉に行く
- 就寝
実際にどんな様子か、どんなことをしておくといいのか、確認事項を含めてお伝えします。
リゾートバイトで派遣先の最寄駅に到着
派遣先には、だいたい午後イチに到着予定が多いです。13時〜15時くらいのあいだ。
万が一、電車遅延・飛行機遅延など遅れる場合は、かならず派遣会社の担当者に連絡してください。
ホテル・旅館が遠い場合は、お客様用の送迎バスなどに乗ってOKで、派遣会社担当者から派遣先担当者に手配されているはずです。
駅近の派遣先の場合は、そのまま向かうことが多く、直接フロントにこちらから声をかけます。
緊張の瞬間ですね。
「●●(派遣会社名)から来ました、○○(名前)です」
派遣先の担当(支配人や料飲部長など)に挨拶
フロント前のソファのあたりや、カフェがあればカフェみたいなところで、挨拶・説明を受けることもあります。
特にない場合は、バックヤードでざっくりと。
ホテルの場合だと、支配人・副支配人・料理長・料飲部長・課長・フロントなど、かなり多くの人が働いています。名前と顔を覚えるのが、最初は大変。
これも毎回キツイです。
シフトを決める人がまずどの人なのか、休み希望を言いたいときはどうすればいいのか、何日前までに伝えるのか、確認しておきましょう。
派遣会社の担当者に、「誰とやりとりしているのか」教えてくれるはずなので、その人に聞いたほうがベストです。
配属される部署の社員さんから館内案内
大体、配属される部署の社員さんから、ホテルの館内案内を受けます。
ホテルが広い場合は大変で、30分以上かかることもありました。
そして、最初の案内だけでは覚えられません。トイレの場所、お食事会場までの行き方、エレベーターの場所、売店など、なんとなく把握できれば大丈夫です。
館内温泉が利用できる場合は、こちらも必須。何時まで入っていいのか、確認しましょう。
制服・名札の受け取り・タイムカードの場所確認
制服や、靴・草履など貸し出しの場合は、受け入れのときにもらっておきます。
繁忙期・短期のリゾートバイトでない限り、いきなり夕食から働いてということはありません。(たまにありますが)
大体、到着日の翌日の朝食か夕食から出勤です。
制服が揃っているか。
派遣会社から小物は届いているのか。(仲居の場合)
名札は準備されているか。
タイムカードはどこで押すのか。
どの入り口から出勤するのか。
かならず確認しましょう。
いっしょに働く誰かが教えてくれると思いきや、そんなことはありません。みんなギリギリにきたりするかもしれません。
確認しておいて損はありません。
仲居が初めてで、着物の着方がわからない場合は、社員さんと待ち合わせして一緒に出勤することもあります。
ホテルから寮までの案内
館内の案内がおわると、続いて寮の案内です。派遣先のホテルから寮までの行き方も、近かったり遠かったりさまざま。
自転車通勤OKの場合の駐輪所の停め方や、寮まで遠いと送迎バスの時間など含めて、教えてもらいましょう。
寮に向かうときに、近くにコンビニやスーパー、薬局、100均があるかどうか、聞いておくのも大事です。
(もちろん寮の近くにないときも、多々あります。)
布団やシーツの確認、共用箇所の使い方説明
寮に到着すると、寮の管理人さんがいる場合は挨拶をします。アパートのようなキッチン付き個室などは、管理人さんがいることが多いです。
共用箇所の使い方、洗濯機をまわしていい時間、掃除当番、ゴミ当番など決められている場合は、守らなくてはいけません。
寮費はかからない。だけど、その分やらなくてはいけないこともあります。
寮の部屋に到着して、鍵をもらいます。布団やシーツが揃っているか、確認です。
家電がどこまでそろっているかも確認。Wi-Fiつきの寮ならパスワードも確認です。
賄い・従業員食堂・夜ご飯の確認
賄いがついている場合は、賄いの食べ方、従業員食堂(従食・じゅうしょく)の使い方も聞いておきましょう。
「1日2食・出勤日のみ」が多いですが、受け入れ日の夕ご飯は食べさせてくれることもあります。
バイキングにどんなものが並んでるかを知るために、バイキングで食べてOKというところもありました。
賄いなしの場合は、仕方ないので近所のお店やコンビニで買い出しです。
消耗品・食料品買い出し(コンビニ、スーパー、100均)
消耗品や食料品の買い出しに行きましょう。
トイレットペーパーは支給してくれる寮もあります。共用トイレの場合は用意してくれることが多く、ホテルの残りや管理人さんが管理してくれています。
個室タイプのアパート寮は、自分で買ってくることが多かったです。
消耗品は、寮に到着するまでわからないので、前もってネットで買うのは避けましょう。慣れたら、Amazonなどネット購入もおすすめです。
朝食や、おやつ、飲み物も大事です。消耗品の買い出しとともに、食料も準備しておきましょう。
賄いが劇的にまずい場合もあるので、何かしら非常食は備えておいて損はありません。
お風呂・館内温泉に行く
リゾートバイトの派遣先受け入れは、緊張して、たくさん動くし疲れます。
移動で疲れ、挨拶で疲れ、明日の準備で疲れます。
早めにお風呂に入って寝ましょう。
館内温泉の場合は、ゆっくりして明日に備えます。
就寝
お風呂に入ったら、もう寝ましょう。
翌日、朝食からの出勤の場合は朝早いです。6時出勤、7時出勤でしょうか。
おやすみなさい。
リゾートバイトが初めての人向け【誰に聞けばいいかわからないとき】
到着から受け入れ、就寝までは、一通りこんな感じで過ごすことが多いです。
リゾートバイトをいくつかまわっても、だいたいこんな感じ。もちろん受け入れ時間がもっと長かったり、短かかったりもします。
同期のリゾートバイト仲間がいる場合もあるでしょう。そういうときは、心強くて安心。
しかし、リゾートバイトも初めて! 派遣も初めて! 誰に何を聞いていいのかわからないこともあります。
最初は戸惑いましたが、以下のポイントをおさえておくことで、無理のないリゾートバイト生活が送れるはずです。
派遣先の担当者に聞くこと
- 派遣先のホテルの施設利用について
- シフトのことについて
- 寮の部屋、共用箇所の利用について
こういった派遣先のことについては、案内してくれた社員さんにすぐ聞いておきましょう。
連絡先を聞かれる場合と聞かれない場合があります。
もし、不安だったら「何かあったら、誰に連絡すればいいですか?」と聞いておきましょう。
派遣会社の担当者に聞くこと
- 派遣先の条件が契約条件がちがう(時給、寮、賄いの有無)
- 働いてみての所感
受け入れ初日に、担当者に連絡することが多いです。
「寮のお風呂が思ったより汚い」とか、私も伝えたことがありました。
それはまだ百歩譲っていいのですが、シフトが中抜けと聞いていたのに通しだった、レストランって聞いてたのに部屋食だったなど、ぜんぜん違うことは、すぐ伝えてください。
自分が受け入れられれば問題ありませんが、納得いかない場合は、派遣会社に伝えてシフトや配置を変えてもらいましょう。
リゾートバイトの受け入れ初日はやることが多い!翌日から連勤の可能性もあるから色々備えておこう
リゾートバイト初日の着任から受け入れの流れをお伝えしました。
リゾートバイトは引越しと転職を同時におこないます。
いくら旅行が好き、何度も転職をしていて慣れている人でも気を遣うでしょう。やることもたくさんあります。
初めての土地はわからないことだらけ。
シフトの出勤日や休日もどのように組まれているかわかりません。
できるだけ確認できることは、この日に全部聞いておきましょう。